「せっかくなら動物の本物の写真を見たい」
絵本というと、イラストを楽しむものが主ですが、たまには本物を見せてあげたいですよね。
これまで絵本で「ぞうさん」「うさぎさん」など動物が登場するものは数多くありますが、本当の姿を子どもは知っていますか?
「現実の世界を子どもに見せる」これはかの有名なモンテッソーリ教育でも方針として掲げているほどです。
一番は、動物園など本物の動物がいる場所に連れて行ってあげる事が良いと思いますが、近くに必ずしも動物園があるわけではないですよね。(隣町含めうちの近所には一切ありませんでした)
少なくとも写真ならまだ、本物の姿を見せてあげるでしょう。
今回は、「動物」に関する絵本で、イラストではなく写真のものを紹介したいとおもいますので、ぜひ参考にしてみてください。
【1歳~】『いるいる だあれ』:子どもにクイズを出しながら読める!
【読み聞かせ:1歳半~】
〇〇のように走る だあれ?
写真はあの、NHKで放送されている「岩合光昭の世界ネコ歩き」の岩合光昭さんが撮り、文章は奥さんの日和合日出子さんが書いた絵本です。
美しい動物たちのシルエットと、シンプルな言葉で綴られた魅力的な絵本です。アフリカの大草原を舞台に、夕暮れの空の下、様々な動物たちが登場します。
最初に動物のシルエット写真が出てきて「だあれ?」と読み聞かせ出来るので、子どもが「〇〇!」と答えられるスタイルになっています。
私も「世界ネコ歩き」の番組が好きなので、この方の絵本がいくつかあると知り即買いに行きました!本当に素敵な写真なんです!
【1歳~】『にゃんきっちゃん』:ネコ好きにはたまらない絵本!
【読み聞かせ:1歳~】
さくらの花のなかから顔をだすにゃんきっちゃん
「にゃんきっちゃん」は、NHKで放送中の「「岩合光昭の世界ネコ歩き」の岩合光昭さんが自宅の愛猫を撮り続けた、愛ある絵本となっています!
桜の花から顔を出す姿や、赤トンボを見つめる優しい表情、雪の中を元気に歩く姿など、にゃんきっちゃんの日常が美しく描かれています。この絵本は、猫好きはもちろん、誰もが心温まる瞬間を楽しめる一冊です。
ネコちゃんの様々な表情がたまらなくかわいいですよ!
【2歳~】『10ぱんだ』:めくるたびに増えていく可愛いパンダたち!
【読み聞かせ:2歳~】
「らくらくきのぼり1ぱんだ」から始まり、「のはらで のんびり 2ぱんだ」と、ページをめくるたびにパンダが増えていきます。
動物写真家・岩合光昭さんが愛情を込めて撮影したパンダたちは、その丸っこいフォルムと無邪気な表情で、ママパパも子どもも魅了されちゃいます!パンダがいる動物園は数少なく、なかなかを足を運べないですが、この絵本で木を登ったり、寝転んだり、ご飯を食べたり、パンダたちの様々な姿を見ることができます。
複数のパンダが寄り添いあっている写真はもう、かわいすぎます・・。
【3歳~】『アザラシの赤ちゃん』:白くてふわふわアザラシの赤ちゃんの20年の成長記録!
今なら、Amazon Kindle Unlimitedの読み放題でも読めます!
Amazon Kindle Unlimitedで絵本を読む【読み聞かせ:3歳~】
小原玲さんが20年撮り続けてきた集大成!
カナダの流氷の上で生まれたタテゴトアザラシの赤ちゃんの、愛らしい成長を写真で辿る一冊です。
ふわふわの毛並みや大きな瞳、好奇心いっぱいの表情など、見ているだけで心が温まる瞬間が詰まっています。この絵本は、ほぼ写真だけのページが多いですが、時々簡単な分があるのでお子さんへの読み聞かせにも合っています。「空が青い ただそれだけで こんなに嬉しい」といった表現に、大人もぐっと来ると思います。
128ページもありますが、ほぼ写真なのでお子さんでも楽しめますよ!
【3歳~】『ぼく、シマエナガ。』:コラボグッズ多数の大人気絵本
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Amazon Kindle Unlimitedで絵本を読む【読み聞かせ:3歳~】
ページをめくるたびに、もふもふで、いとおしい。
SNSフォロワー20万人超のやなぎさわごうさんの写真絵本『ぼく、シマエナガ。』は、北海道に暮らす小さな鳥、シマエナガの魅力をたっぷり詰め込んだ一冊です。丸くて大きな瞳やふわふわの羽根、愛らしい仕草など、シマエナガの可愛らしい姿を美しい写真で切り取っています。
この本は、1ページ目に冒頭の文があるのみで、あとはすべて写真となっています。64ページあることと、生き物のあれこれに色々気づけるという点で、3歳ごろのおススメです。
関東では目に出来ないシマエナガが、こんなに可愛かったなんて!
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