「子どもが野菜を食べなくて困っている」「勉強にもなる絵本を探している」
そんなママパパにとっておきの絵本があります!
今回おススメするのは、皆さんが知っているあの文房具の会社「コクヨ」から出版されている「仕掛け絵本シリーズ」の中の、「いろんなおやさいどこになる?」という絵本を紹介します。
美しい絵と楽しい仕掛けがたっぷり詰まった「いろんなおやさいどこになる?」は、野菜が大好きなお子さまにぴったり! (野菜嫌いの子も野菜を克服できるかも?!)
この絵本の魅力や、具体的な読み方、次に読みたいコクヨ絵本シリーズの紹介などを書きましたので、是非参考にしてみてください。
「いろんなおやさいどこになる?」のあらすじと作品情報
【簡単なあらすじ】
「いろんなおやさいどこになる?」は、おいしそうな野菜がどうやって育つのかを学べる楽しい絵本です。
ページをめくるたびに、びっくりする仕掛けがいっぱい!
ほうれん草やニンジン、玉ねぎなど普段食べているお野菜が、どこでどのように育つのかを知ることが出来る絵本になっています。
「いろんなおやさいどこになる?」の魅力とは?
「いろんなおやさいどこになる?」の魅力を以下にまとめました。
- 美しいイラストとしかけの融合: 美しい野菜のイラストが、まるで本物のように表現されています。ページをめくるたびに現れるポップアップや仕掛けは、子どもたちの好奇心を刺激し、想像力も育めます。
- コクヨという文具メーカーが制作: 文具メーカーならではの、紙へのこだわりや大迫力な仕掛けが魅力です。
- 身近な野菜の成長過程を学べる: じゃがいもやニンジンなど、身近な野菜たちがどのように育っているのか、土の中なのか葉に出来るのかなど絵を見ただけでわかるので、子どもにも理解しやすく食育のきっかけにもなります。もし野菜を食べないお子さんが居たとしたら、この絵本で野菜をより身近に感じてもらえるかもしれません。
- シンプルなフレーズのみ: 文章は「これはなにかな?」など短く、疑問形で始まるので子どもが「きゅうり!」と答えやすいスタイルになっています。
- プレゼントにも最適: すごくメジャーな絵本では無いので、持っている人は限られていると思いますので、プレゼントにしたら喜ばれると思います。
最近、3歳の息子が、姉やママパパに「このお野菜はな~んだ!」と言ってこの絵本を家族に読み聞かせてくれます!
具体的な読み聞かせテクニック
「いろんなおやさいどこになる?」を読む際は、以下の点に注意すると、より効果的に子どもに読み聞かせができます。
- 絵を見ながら説明する: 絵を見ながら、野菜の名前や特徴を説明しましょう。「じゃがいもは土の中に出来るんだね!」という感じです。
- 仕掛けを楽しむ: ポップアップや仕掛けがあるページでは、一緒に驚きながら楽しみましょう。
- 質問を投げかける: 「この野菜は何かな?」「どこから生えているのかな?」など、お子様に質問を投げかけて、思考を促しましょう。特に野菜嫌いのお子さんであれば、「このお野菜ってどこで育つと思う?」などと質問をして、「だからおいしいんだよね~」と言いながらママパパがまず美味しそうに食べると、それを見てお子さんが食べることもあります。実際、私はそれをやった結果、時間はかかりましたが野菜を一切食べなかった娘が野菜を含めて食事を完食するようになりました。
- 実際にお野菜畑に出向く: この絵本を読んだ後に、実際に「ジャガイモ堀り」を体験してみることで、野菜の成り立ちをより理解できるはずです。うちは、夫の実家が畑をやっていたのでさつまいも堀りを子どもと経験しましたし、今保育園でも芋ほり体験をしている所が多いようなので、是非この絵本とともに体験してみてください。
次に読みたい「コクヨのしかけ絵本シリーズ」はこれ!
コクヨのしかけ絵本が気に入った方は、他の同シリーズも出版されているのでそちらも紹介します。
次に読みたい絵本として紹介するのが「くだものどうぞ」です。
「くだもの」をテーマにした絵本で一番有名なのが平山和子さん作の「くだもの」ですが、この絵本はコクヨならではのしかけがあり、子どもが楽しめるようになっています。
しかけ扉を開けると、下図のように果物の中身(断面)が現れます!
フルーツ好きなお子さんにとって気に入る事間違いなしです!
『くっついた』感想&まとめ
この絵本は、美しいイラストと文房具メーカー「コクヨ」ならではのしかけが魅力の、読み聞かせに最適な一冊です。
また、「食育」という観点から、食欲旺盛な季節「秋」をテーマにした絵本まとめ記事もあります。
さつまいもや果物の絵本など紹介していますので、そちらも合わせて読んでみてください。
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