「あっ消防車!」「ゴミ収集車!」「ショベルカー!」
うちの息子もそうですが、男の子は本当に「のりもの」大好きですよね!
せっかくの子どもの好奇心をさらに広げるために、大好きなテーマの絵本をたくさん読んであげることで、大好きな物への知見が広がるとともに、語彙力も増すので一石二鳥。
今回は、「のりもの」に関する絵本で、私がこれまでに読み聞かせをして子どもが気に入った絵本を厳選して紹介しますので、ぜひ絵本選びの参考にしてみてください。
【0歳~】『がたん ごとん がたん ごとん』:シンプルな繰り返しで赤ちゃんにもおすすめ!
【読み聞かせ:0歳半~】
赤ちゃんでも楽しめるシンプルな絵本
表紙にあるこの黒い機関車が、空っぽの車両を引いて出発するところから物語は始まります。
そこへ「のせてくださーい」とミルクの哺乳瓶さんやカップさんなど、赤ちゃんおなじみの登場人物が出てきて乗せたり降ろしたりを繰り返す絵本です。
また、繰り返される「がたんごとん」のリズムも赤ちゃんには興味深いものです。
文字も少なくページ数20ページなので、0歳児でもちょうど良い量になっています!
うちの子は早くから「がたんごとん」という言葉を言えるようになっていましたよ!
【1歳~】『まかせとけ』:2種類の乗り物の連係プレーが魅力!
【読み聞かせ:1歳半~】
「運んでください」「まかせとけ」の掛け合いは、リズミカルで覚えやすく、小さな子どもでも一緒に楽しめること間違いなし。
重機の魅力を余すところなく描きながらも、赤ちゃんにもわかりやすい優しい絵が特徴です。
また、ショベルカーがダンプカーに「土を運んでください」と言って、2台の働く車が連携プレーを見せてくれるので、いっきに働く車の役割を知ることが出来るんです!作者の三浦太郎さんは、「くっついた」「なーらんだ」シリーズでも人気の絵本作家です。初めて働く車の世界に触れるお子様におすすめの一冊ですよ!
何回も読んでいくうちに3歳になった息子は、私が「運んで下さい」と読むたびに「まかせとけ!」と言ってくれます!
ちなみに、作者の三浦太郎さんが書いた100万部超えのベストセラー絵本を紹介している記事もありますので、興味がある方はご覧ください。魅力や読み聞かせ方について書いています。(のりものは関係ありません。)
【2歳~】『なに はこんでるの?』:しかけで乗り物の仕組みがわかる!?
【読み聞かせ:2歳半~】
「いったい何を運んでいるの?」という疑問が解決します!
特に男の子って「ゴミ収集車」「ミキサー車」など働く乗り物の名前って早い勢いで覚えますよね!
図鑑を見てすぐ名前を言えちゃうほど子どもの記憶力ってすごい!
ですが、うちの息子は働く乗り物が大好きな割に、いったい何のための車なのか?をわかっていませんでした。そんな時にこの絵本と出会って、この車は何を運んでいるのかを理解することが出来たんです!
ページをめくるたびに「なにをはこんでる?」という問いがあり、しかけをめくると答えがわかるようになっています。なかなか、タンクローリーやミキサー車の中って、大人でも見ることは出来ませんが、この絵本で車の中身を見ることが出来るので大人でも勉強になります!
色がはっきりとしており、とてもカラフルなので子どもがワクワクする絵本ですよ!
【3歳~】『カンカン しょうぼうしゃ しゅつどう』:消防車の一日を覗いてみよう!
【読み聞かせ:3歳~】
パトロール中に火事が!いざ、出動!
とある町の消防署の消防車「ポンパ」の1日を一緒に体験できるお話です。
町の絵などとても細かな絵になっているので、子どもに「どこで煙上がってる?」と聞くと、子どもが「どこだっどこだ!?」と必死になって火事の場所を探してくれていました(笑)
最後、大きな火事が起きたときに、ポンプ車だけでなく、「はしご車」「消防ヘリコプター」「スクワート車」など様々な車が駆けつけて見事な連係プレーで火を消すのは、迫力があり圧巻ですよ!
「ポンプ車」「はしご車」しか知らなった息子も、この絵本で消防ヘリコプターの存在を知りました!
【3歳~】『わくわく でんしゃ しゅっぱつ』:一緒に旅行している気分になれる!
【読み聞かせ:3歳~】
電車に乗って山のおじさんの家へ向かうけんたとお母さんの楽しい1日を描いた絵本です。
様々な種類の電車が登場し、駅や海、山など、たくさんの景色も楽しめます。停車中の新幹線の車内をのぞいたり、海岸で遊ぶ人々を見たり、連結シーンに興奮したりと、子どもたちの好奇心を刺激する要素が満載。まるで自分も一緒に旅をしているような気分になれる、ワクワクドキドキの電車の旅に出かけましょう!
「ふみきり」「てっきょう」など街にある電車に関連する要素もたくさん描かれているので、子どもの視点をさらに深めることが出来ますよ!
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