産後の子育てほど大変なものは無いと思います・・・。
「なかなか泣き止まない」こういった悩みが特に多い0歳時期。
少しでも泣き止んでくれるものがあると嬉しいですよね。
「もいもい」という不思議な言葉が繰り返される、赤ちゃんに大人気のお絵本は、”泣き止む”と評判の絵本です。
今回は、この絵本がなぜこれほどまでに赤ちゃんたちを魅了するのか、東京大学赤ちゃんラボとの共同研究や、絵本の魅力、読み聞かせ方などを深掘りしてご紹介します。
また、この絵本はふるさと納税をして手に入れたものです。ふるさと納税で絵本がお得にゲット出来ますので、興味がある方はその詳細を書いた記事も合わせて読んでみてください。
「もいもい」のあらすじと作品情報
【簡単なあらすじ】
「もいもい」は、不思議な物体です。カタツムリのような形なのに目玉のようなものがあり正体不明で奇妙なキャラクター。
赤や青のカラフルで、大きさもバラバラな「もいもい」が次々に出てきます。言葉も「もいもい」「むいむい」など単調な言葉を繰り返すだけ。ストーリ性はまったくありません!
思わず赤ちゃんが釘付けになる絵本です!
【通常版との違いは?】破れにくいボードブックもあるよ
通常の「もいもい」の絵本は、紙で出来ていますので赤ちゃんが触った時に破れやすいかもしれません。
こんな時の味方として、ボードブック版も発売されております。
通常版と比較した特徴としては以下の通りです。
私は通常版を買いましたが、確かに紙が薄いので少々赤ちゃんには心配でした。
なので、赤ちゃんの頃から読ませたい方はボードブックがおススメかと思います。
「もいもい」の魅力とは?
独特な「もいもい」の絵本の世界になぜ赤ちゃんが引き込まれるのか、絵本の魅力をまとめました。
- 東京大学赤ちゃんラボとの共同研究から生まれた絵本: 東京大学赤ちゃんラボとの共同研究から生まれた、赤ちゃんの視覚や認知の発達に合わせた科学的な根拠に基づいた絵本です。実際に赤ちゃんが実験に参加して、絵本を見せてどのような反応をするかを見て研究を重ねたようです。
- 0歳でも認識できる配色: 「もいもい」の世界は、カラフルで不思議な色彩で描かれています。赤、青、黄といった原色を基調としているので、生後半年以降の赤ちゃんでも認識できるような色使いになっています。
- セリフが少ない: この絵本に登場する言葉は、ほぼ「もいもい」だけです。これだけを聞くと、一体何が書かれているのかと不思議に思うかもしれません。しかし、このシンプルな言葉こそが、赤ちゃんの心を掴む鍵なのです。赤ちゃんの好む「繰り返し音」、「声に出しやすい、まみむめもの音」という理由から選ばれたと言われています。
- 「泣き止む」口コミ多数: 他の方のレビューを見ていると、「泣いているときに絵本の表紙を見せただけで泣き止んだ」「最後までじっくりと絵を見ている」といった声が多いです。
うちの娘も、この不思議な生き物は何なんだろうという表情で最後までじっくり絵本を聞いていました。少しずつおしゃべりが出来るようになったときは、自分でこの絵本を見ながら「もぉい もいっ」と読んでいたのを覚えています。
具体的な読み聞かせ方
「もいもい」を読む際は、以下の点に注意すると、より効果的に赤ちゃんに読み聞かせができます。
- ゆっくりと、はっきりとした声で読む: 結構これはスルーしている大人が多い印象ですが、赤ちゃんに対して大人との会話の速さで読むのは赤ちゃんにとって酷です。小さい頃の読み聞かせは基本、”なるべくゆっくり”を意識して読むようにしてください。私は、これを徹底したおかげかはわかりませんが、娘はもう2歳になりたての頃にはクラスの中でも「おしゃべり上手」と評されていました。また、「もーい」と読むときは、なるべく口を大きく開けてオペラ歌手のように読むと、より赤ちゃんは面白がってくれますよ!
- 赤ちゃんの反応を見て、声色や表情を変える: 「もぉーい」と読んでみたり「もいっ」っと読んでみたりすると赤ちゃんが面白そうに聞いてくれます!
- 動画を参考にする: あまりに不思議な絵本で、シンプルな言葉なのにどう読んでいいかわからないママパパが多いようです。この絵本の出版社のディスカヴァー公式チャンネルでは、もいもいの読み聞かせ動画がありますので非常に参考になります。また、テレビ東京の朝と夕方に放送している幼児向けの番組「シナぷしゅ」でも「もいもい」コーナーがありますのでご覧になってみてください。公式youtbe動画もあります。
次に読みたい『もいもい』シリーズはこれ!
「もいもい」の世界にすっかり魅了されたあなたへ。
シリーズの続編「モイモイとキーリー」も、きっと気に入るはず。
今度は「もいもい」に新しいお友達「キーリー」が登場! 一緒に冒険に出かける様子が、とっても楽しいんです。
「ボルン ボルン」「ふわ ふわ」「ジグザグ」など、新しい言葉がいっぱい。 赤ちゃんもきっと、言葉の響きを楽しんでくれるはずです!
ちなみにうちの子は、私が「キーリー」と読むと「キーーリーーー!」と元気よく返してくれてましたよ!
『もいもい』感想&まとめ
「もいもい」は、赤ちゃんがハマる事間違いなしの1冊。
シンプルな言葉を繰り返し言うことで赤ちゃんがずっと聞いてしまうんです。
何とも言えない不思議なこのキャラクターを赤ちゃんはまじまじと興味深そうに見てくれるんです。
「おかげで泣き止んだ」という声も多数見受けられますし、実際うちの子も0歳の時に読み聞かせをすると、その間は泣きませんでした。
最初は「もいもい」という言葉だけ?と戸惑うかもしれませんが、このシンプルさが逆に読み方を自由にアレンジできるんです。優しく言ってみたり、面白おかしく言ってみたりと様々。
また、公式YouTubeチャンネルの読み聞かせ動画も参考にすると、より一層楽しめますよ。
「もいもい」がこれほどまでに人気を集めているのは、シンプルな言葉の繰り返しと、不思議なキャラクターという、赤ちゃんが大好きな要素がぎゅっと詰まっているからだと思いますので、是非赤ちゃんの頃から読んであげることをおススメします。
他にも0歳でも楽しめる絵本を紹介している記事も書いていますので、是非合わせて読んでみてください。
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