みなさん、読み聞かせは1日に何冊行っていますか?
先日、ネットニュースで「共働き世帯1200万超、専業主婦の3倍に」という見出しの記事がありました。
それほど今の時代共働き世帯も多く、忙しいママパパが多いですよね。
私も、ちょっと前まで大手子会社の正社員をしていたので、大変さはわかります。
むしろ、大変すぎて心の安定が無くて10年も働いていましたがやむを得ず退職という道を選択しました。
なので、辞めずに働いている家庭は本当にすごいと思います。
私は、第一子が生まれて3カ月後あたりから読み聞かせを少しずつですが始めていました。
ちなみに最初に読み聞かせていた絵本はこちらの絵本で、文字は一切ありませんので、ママパパが気づいた事をはなしてあげるスタイルです。
黒赤白の0歳児の赤ちゃんでもなんとか認識できる色のみを使用していて、最初の1冊におすすめですよ!
ということで、私が育児休業中から仕事復帰後も、なるべく毎日のように子どもに読み聞かせをしてきた経験をお話させていただきたこうと思います。
うちは3歳半ごろに読み聞かせ1万冊を達成しましたが、どのように達成できたかなど参考にしてみてください。
※ほぼエピソードトークなので、少々長いかもしれませんがお付き合いくださいませ。
なんで読み聞かせを頑張ったのか・・それには理由があります。
そもそも何で、絵本の読み聞かせに重点を置いていたか。
これには理由があります。
そもそも私自身、自分の親から絵本を読み聞かせしてもらった記憶が一切ありません。
本当に無い(泣)
まぁ、というのも母親が外国人で、父親が深夜まで自営業をしていたので、読み聞かせをしてくれる人が幼少期はいませんでした。
幼稚園の頃に初めて先生が紙芝居や絵本を読んでくれたのが初めての経験かもしれません。
ですが、小学生になると、毎週家に泊まりに来てくれていたおばあちゃんが、来るたびに昔の童話の絵本を買ってきては、寝る前に読んでくれました。
絵本を読んでもらい、そのストーリーに浸るこの時間が本当に好きでした。
おばあちゃんありがとう。
そこから、文章を声に出して読んだりすることが大好きになっていきました。
例えば、よくおばあちゃんに買ってもらっていたコミック雑誌を一人で声色を変えながら、声優さんがアフレコをするような感覚で声に出して読んでいたり、ドラマを見ながら登場人物が言ったセリフを真似しながら言ってみたり・・・。
しまいには小学校高学年では声優という職業に本気でなりたいとさえ思っていました。(結局普通のサラリーマンでしたが(笑))
中学生では演じることに興味があるため演劇部に入部したのも良い経験です。
という感じで、絵本を読んでもらってから、だんだんと自分で読むことが好きだったんです。
それから、子どもが生まれてから気づいたこと…
「子どもとどう遊んでいいかわからない」
幼少期は基本的に「テレビ」の生活でした。母親も日本に来て間もないので、なかなか日本の生活にも慣れずストレス続きだったようで、楽しく遊んでもらった記憶がありません。
いざ自分が母親になると、何をしていいかわからないのです。まったく。
そう思って、数々の育児書を眺めていると、多くの子育てプロが、絵本については皆さん肯定していました。
むしろ絵本の読み聞かせが悪いと言っている方は一人も居ない。
絵本の効果としては「想像力・語彙力・理解力が高まる、発語が早くなる」等、様々な効果も得られるとのこと。
絵本の読み聞かせが、もしや一番の知育なのではと思いました。
私の学生時代の経験から、「絵本なら読める!」と思いました。
小学生の頃さんざんコミックの登場人物になりきってセリフを真似ていたあの日々を思い出しました。
絵本なら私だって読むのは苦じゃないしむしろ楽しいと思えたのです。
どう遊んでいいかわからないって嘆いても仕方なく、もう子育ては始まっているのだからさっさと出来る事をやろうとして、絵本を子どもにたくさん読み聞かせをしました。
1日何冊読み聞かせをしたのか?いつ読み聞かせる?
娘が2歳の年までは育児休業を頂いていたので、基本的には思い立ったら絵本を読み聞かせをしていました。
だいたい一日10冊程度です。
10冊程度なので必ず10冊ではありません。1日に何冊は絶対読むという決まりも作っていません。
むしろ決まりを作ってしまうと、それを毎日達成しないといけないという使命感が出てくるのでそれはしていません。
ですが、何冊読んだという達成感はある方がやる気にも繋がるので途中から読んだ回数は数えていました。
(回数の数え方や、読み聞かせツールなどは後述します。)
なので、別に「1日2冊しか読まなかった」という日があっても仕方ないと思っています。特に産後時期は気分の浮き沈みも激しいのでママ自身が乗り気じゃない時もよくありますよね。
そういう時は無理せず多くは読み聞かせしませんでした。
なので、「今日あまり読んであげられなかったな」という日があれば、「調子の良い日に多めに読もう」と思い、別日にその分を取り返すことをしていました。
なので、例えば0歳から保育園に預けて働きに出ているママパパが、平日は無理せず1~2冊でも良いのです。
土日にいっぱい読んであげるで全然良いと思います。多い時は1日20冊読んだこともあります。
一番は、ママパパが楽しそうに絵本を読むことが子どもも楽しいはず!
子どもはかなり親の顔色を伺っているのでしんどそうに読んでいると子どもも楽しくないです。
ちなみに、娘が3歳になる前に育児休業から仕事復帰しましたが、最初の頃は平日に0冊や1冊の日も多かったです(笑)
だけどなるべく、遊び下手ならせめて絵本をいっぱい読み聞かせたいという願いもあり、私が残業が無い時はお風呂の後に数冊読んだり、パパが早く仕事終わればパパに絵本を手渡して読んでもらうことをしていました。
寝室に数冊置いて、ママパパも子どももリラックスできる状態で寝る前に読み聞かせるのもおススメ!
あとは寝るだけなので気持ちが楽ですよ!
結果、娘が3歳になったばかりの時には、5000冊以上の読み聞かせをしていました。
ですが、「5000冊、めちゃくちゃ大変だった!」という感じは全くありません。
「出来ない時はやらない、出来るときは徹底的にやる」これを繰り返した結果なので、まったく苦に思ったことは無いです!
【実際に使用した】読み聞かせ回数カウントアプリの紹介
私は、1日に何冊は絶対読むと数を決めていたわけではありませんが、どれくらい読んだかの把握や、ちょっとした達成感も感じたかったので読み聞かせ回数をカウントしていました。
私は、最初の頃は、読み聞かせ回数をカウントするアプリの存在を知らなかったので、紙に正の字で書いていました。
やり方がアナログすぎて何かデジタルなもので代用できないかと探したところ、あの皆が知っている「くもん」が、
読み聞かせ回数をカウントするアプリを作っていたことを知り、それからはそのアプリで回数をカウントしていました。
アプリ名:【mi:te(ミーテ)】
運営:公文教育研究会
利用料:無料
会員登録:必要
この「ミーテ」というアプリは、PCからもタブレットやスマホからも利用できますので、アプリ検索で「ミーテ」と打つだけで表示されます。
年齢別おススメ絵本や、絵本作家さんへのインタビューなど多様なコンテンツも豊富です。
実際の私のカウント方法は以下の通りです↓
- 絵本を読んで、ミーテでその絵本を検索し、1回とカウントする。
- ミーテに無い絵本は、自分で登録する
- 同じ絵本を2回読んだら2回カウント
まぁ何も難しくは無いです、単純にカウントすればいいだけ。
これでわざわざ正の字を書かなくても、ボタンを押すだけで簡単にカウントしてくれますので、いっぱい読み聞かせをしても苦ではありませんのでおすすめします。
ちなみに、何で5000冊以上という曖昧な言い方をしているかというと、ちょうど娘が3歳の年に仕事復帰をしたため、絵本を読む回数を数えるより、隙間時間で絵本を読むことを大事にしたかったため数えるのを止めました。
育休中の時よりは絵本を読む回数は減りましたが、絵本は空いた時間で今も読んでいます。
おそらく3歳の終わりころには7000冊ほどは読んでいる気がします。
ちなみに下の写真が、その記録です。(合計が4448回となっていますが、生後しばらくはアプリを使用せず紙に回数を書いていたのでその分を足すと5000冊を超える計算になっています。)
まとめ
絵本の読み聞かせって、もちろん中には文字の無い絵本もありますが、基本的に文字も絵も全部絵本に描かれているので、あとは親が読むだけ!
これで子どもの想像力や理解力が増えれば、こんな楽な知育方法は無いですよね。
ですが、共働き世帯が多いことや、産後の気分の浮き沈みの激しさもあって、毎日たくさんの絵本を読むことが出来ないのも現実です。私自身がそうでしたから。
絵本育児は、誰でも取っかかりやすい知育なのは間違いないのと、絵本による効果も数多くの子育てプロが言及しているので、なるべく絵本を読ませてあげたい!
平日は0~2冊しか読めない、それでも大丈夫です!(数を数える事をあまり重要視はしないでください)
ママパパの気が乗っている時に読んであげてください。
子どもはママパパと楽しく過ごしたいんです。
あの有名な、お子さんを東大に入れた佐藤ママのように「絶対1万冊読まなければいけないんだ!」と意気込むと辛いだけです。
調子の良い日にいっぱい読んであげれば良いだけ!
そうすることで自然と数は増えていきます。
ちなみに、「絵本はいつごろから読み聞かせるの?」「絵本5000冊以上を読み聞かせた子どもはどうなったのか?」など絵本の読み聞かせ時期と効果について書いた記事もありますので、そちらも参考にしてみてください。
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